タイトル:【ヒロインに対する一考察】
プレイヤーターゲット:アスロマ(私が見たい物語を作る、最低限私は楽しめる)、創作者。
コンセプト:魅力的なヒロインとは何かをコメディカルに提案する。娯楽中心であまり深いテーマはなし

立ち絵は素材、softalk音声で動画形式にし、ゲームする必要をなくせると良し。
ゲームであることにはこだわらない。

登場人物;5人

【現実世界側】
ベニテン:
女性、フリーゲーム制作者。エログロギャグシリアスなんでもござれの短編大量制作型。
ミューズの奴隷を公言し、面白い人間になってしまっている。

ニト島津(にとしまづ):
男性、フリーゲーム制作者。長編一つ作ってからは制作が止まっている。              
本人はそれほどおかしな人間ではないが、
おかしな人間を許容する力が強すぎるタイプのおかしな人間。

【創作世界側】
kithex(きぜっくす):
創作世界の主人公、改造人間で孤児院出身。
学生。人間名:木瀬 罰(きぜえっくす:キラキラネーム)
一般的な主人公にするつもりがベニテンによりどんどん変な設定を付加される

ヒロ=イン(ひろ=いん):お嬢様、ベニテンが考える魅力的なヒロイン。
ベニテンの嗜好の影響を受けて気がくるっている。コメディ枠

姫川 愛理:ニト島津さんの考える魅力的なヒロイン。
純粋清楚だが、ヒロ=インに突っ込みをいれたりしてキャラがぶれる。

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ベニテン(以下べ)「ラヴコメが書きてえええええええええええええ!」
ニト島津(以下二)「……書けばいいじゃないですか」
ベ「簡単に言いやがってえええええ!でも可愛いヒロインが浮かばねえんだよおおおおおお!」
べ「しかも私の考えるヒロインはなぜか人気が出ねえんだよおおおお!」
二「可愛いヒロインなんてパターンは決まっていると思いますけどねえ」
べ「一般的に可愛いと思うヒロインって俺はなんだか魅力を感じねえんだよ!」
二「……うーん」
二「じゃあちょっと思考実験しましょうか」
べ「なんだと!」
二「私とベニテンさんでお互いの理想と感じるヒロインを考えて物語を空想しましょう」
べ「ナイスアイデア!さすが!素敵!惚れねえけど!」
二「はあ……」

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二「じゃあ、主人公を考えましょうか。こいつをヒロインが誘惑します」
べ「みもふたもない言い方だな、じゃあ名前はkithex(きぜっくす)で」
二「え!何人(なにじん)!?」
べ「怪人(かいじん)。悪の組織につかまって改造人間にされた。孤児だったが今は学生やってる」
二「いきなりぶっ飛んだ設定だな……物語まわるのかな?これ」
べ「人間名は木瀬 罰(きぜ えっくす)で」
二「キラキラネームだ!」
べ「キラキラネームじゃねーし!ふつーだし!俺の世界では!」 
二「ベニテンさんの世界は特殊すぎるんですよ!」

=

二「じゃあ、木瀬君とヒロインが出会うとこを考えましょう」
べ「時期は中二に進級したくらいで」
二「中学生だった!」
べ「クラス替えで新しい出会いがあるって感じでいこう」
二「じゃあここで私のヒロインを投入しよう。名前は
姫川 愛理(ひめかわあいり)
  黒髪ロングのいいとこのお嬢さん。美人で頭もいいよ」
べ「ふつうだな!」
二「普通でいいんだよ!木瀬君とは席が隣になったりとか、
  教科書忘れたのを見せたりとかで仲良くなるね」
べ「なんだその設定は……ラヴコメかよ」
二「ラヴコメやりたいって言ったのはあなたでしょうがー!」
べ「じゃあ私のターン!ドロー!」
二「はいはい」
べ「名前は
ヒロ=イン。紫髪ジャギーカットの成金。美人だが頭は変な方向にだけ良いよ
二「ふつうじゃないな……」
べ「ふつうじゃないだろ、えっへん(自慢げ)」
べ「木瀬君の後ろの席になったヒロは木瀬君の髪に小さく切った消しゴムをぶつけて仲良くなるね」
二「仲良くなれないよ!イラっとするよ!」
べ「ヒロもイラっとしてるんだよ!くっ私の前で見知らぬ女とイチャコラしおってからに……粛清じゃ!」
二「ヒロは木瀬君のなんなんだよ!クラス替えしたとたんにこれか!」
べ「ヒロはうっかり3階から飛び降りたのを木瀬に抱き留められて、木瀬がただものではないことに気付いているね」
二「なんで三階から落ちるかなあ」
べ「てふてふ(ちょうちょ)を追っかけていたら落ちたんだよ。ふつうだね☆」
二「大丈夫か……大丈夫なのかよそいつの頭は……あとベニテンさんの頭は大丈夫なのか……」
べ「あ!?」
二「なんでもないです」
 
=

二「じゃあ、なにか物語を進めよう。えーっとどうするかな」
べ「ヒロインが下校中に怪人にさらわれるとかでどうかな!」
二「ベニテンさん、ラヴコメやりたいって言ってたのになんで改造人間路線をおしまくるのか……」
二「まあいいや、じゃあ下校中にヒロインの悲鳴が聞こえて駆けつけたらヒロインがさらわれていたと」
二「姫川さんは最近だれかに見られてる気がするの……・とか事前に木瀬君に話を振っていたことにしよう」
べ「木瀬君は戦闘員を見て変身するが、数が多くて雑魚を倒している間にヒロインをさらわれるね」 
二「うん」
べ「くっ……俺の一兆度の火の玉を打ち出す力をもってしても姫川さんを助けることができなかった……」
二「ちょっと設定強すぎない!?ゼットンかよ!」 
べ「ビルの窓ガラスを割る程度の力を持つ火の玉だね」
二「一兆度の無駄遣いめー」 
べ「じゃあ私のヒロインのターン!」 


とりあえず停止。無難にまとまりすぎなのでもっとヒロインを狂わせよう!